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第39話(R18)

「もしかしたら、一晩でボディソープとかシャンプー、全部なくなるかも知れないですね」  久川と片倉は狭いバスルームに入ると、片倉だけユニットバスの中に入る。  久川はまた片倉に壁に手をつかせると、自分の方へ臀部を突き出すようにさせて、ボディソープをぬちぬちと音を立てて、指に纏わせた。先程まできつく侵入を拒んでいた片倉の腸内をボディソープは滑らかにして、片倉は必死に浴槽の中の足に力を込めて、嬌声を押し殺した。 「ンン、ンん、ンっ!!!」  ボディソープが久川の指によって直腸に塗り込められる音がバスルームに響き、片倉の鼓膜と脳内へも響く。決して楽な姿勢とは言いがたい体勢だが、片倉は腰と鍛えられた体幹を揺らして、静かに快楽を受け取ろうとしていた。  だが、無駄なことだった。 「バスルームだからいつも以上に声を我慢しているんだろうけど、もし、気持ち良いなら声を我慢しないで」 「ハぁ、ンンンーーー!!」  声を上げない片倉を追い詰めるように、久川によってぐちゅぐちゅと前立腺を責められ尽くされる。  片倉はとうとう、耐え切れなくて浴槽の中へ前立腺液をぶちまけた。 「あ、はぁ、はぁ……」  片倉は大きく身体を揺らして浅く呼吸を繰り返し、久川の指を巻き込まないように、浴槽に座り込んだ。 「本当に石川先生とは何でもなかったみたいですね。しかも、奥だけじゃなくて、あの写真を撮った日からこちらも全然弄ってなかったみたいだ」 「あ、ア……ん、まだ……アぁァ……!!」  溜め込むのは身体の毒だと久川の指は直腸から今度は片倉のペニスの茎の部分を捉えると、精液を搾り出すように弄る。片倉の体幹がピクピクと収縮し、片倉の尿道口から新たな液体が出てくるのは時間の問題だった。

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