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いつも以上に
「バカなこと言ってんな……愛されてるし、今からたっぷり愛してやる…… 」
周さんはそう言うと、グッと僕を押し倒した。
ふわっと周さんの匂いが僕を包み込み、それだけで幸せな気持ちでいっぱいになる。
「周さん…… 」
周さんの手が僕の頭を優しく撫でる。そのまま唇を重ね、周さんにされるがまま僕は口内を舐られた。
「んん……んぁっ……まって……あっ……」
僕の体を弄る周さんの手。
いちいち敏感に感じてしまうのが、どうにも恥ずかしかった。
「あ……あっ……んんっ……あ、あまねさん……」
気づけばもう身につけていた物は全て脱がされ、僕の両手は周さんに捕まえられていた。
「気持ちいい? ……どうして欲しい? 今日は竜太の好きなようにしてやるよ」
周さんに見つめられ、羞恥心がこみ上げまともに顔を見る事が出来ない。周さんはそんな僕に御構い無しに、敏感なところをわざと避けるように舌を這わす。
……もどかしい。けど、恥ずかしくてそんなこと言えない。
何でだろう?
今日はいつも以上にドキドキしちゃう。
「どうした?……早く言わないとやめちゃうよ?」
意地悪くニヤリと僕を見て、周さんは動きを止めた。
「あっ、や……やめないで……気持ちよく……してください…… 」
顔から火が出る思いで周さんに縋り、首筋に顔を埋め小さく吸い付くと、周さんもピクッと反応する。
「竜太……反則。もう……可愛すぎ…… 」
「あっ……ひぁっ……やっ… 」
周さんの手が急に僕の勃起したそこに触れ、思わず大きな声を出してしまった。
「あ……待って、ダメ……ダメ、周さん……そんなにしないで……あっ 」
「やだ……やめない…… 」
そのまま周さんは僕のそこへ唇を寄せて、チュッとキスをする。
気持ちがいいのと恥ずかしいのとで、物凄く顔が熱い。
恥ずかしい……
上目遣いで見られながら、チュッとされるたびにビクんと反応してしまう。
「あ……ん……周さん」
「気持ちいいんだろ?……もっとよがって」
とうとう周さんに咥えられてしまい、もうどうしようもできない。
気持ちよすぎて力が入らない……
「はぁ……やっ……あん… 」
「竜太……足、持って… 」
僕は周さんに言われるまま、両膝を抱える。
僕の恥ずかしいところに顔を埋める周さんに、思わず腰を上げてしまった。
「なんだよ……どうした?……舐めさせてよ」
いつも僕を気遣って丁寧に解してくれるけど、やっぱりそこを舐められるのは未だに慣れなくて恥ずかしい。
「んんっ……いいから……周さん……早く……挿れて…」
僕は恥ずかしさからそう言ったんだけど「煽るなよ」と言われてしまった。そして周さんは僕の中へゆっくりと入ってきた。
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