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9月 part 3-4
桐谷の右手が、俺のボクサーパンツの中に滑り込もうとした瞬間。
ドンドンドン!
入口の木製の扉を、誰かが勢いよく叩く音。続いて、ガチャガチャとドアレバーを引く音。鍵がかかっているらしい。再び、勢いよく扉を叩く音が聞こえた。
「拓叶さん!大丈夫ですか!?無事ですか!?」
七星!七星の声だ!
頭が一気に覚醒する。
俺は頭の中の理性を急いでかき集め、天井に向かって叫ぶ!
「助けて、七星!」
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