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第3話

今日は特別な日だね。 憶えている? 当然、憶えているよね。 キミにとっても特別な日だもの。 キミが初めてボクの女になった日だよね。 必死でボクを受け入れようとしていたキミの健気な姿。 今でも思い出す事と愛しさがこみ上げてくる。 それなのに…。 最近のキミはどうしたんだい? ボクに反抗して。 ボクから逃げようするなんて。 特に今日は。 あんな風に口汚くボクを罵るなんて。 いつそんな言葉を覚えたんだい? そんな風に育てた憶えはないよ。 許せなくて、お尻が真っ赤に腫れるまで叩いてしまった。 さすがにボクのモノを受け入れさせたままでお尻を思い切り叩いたのは、少しやり過ぎたかなと思ったけど。 でも、仕方がないよね。 キミが悪いんだよ。 ボクにあんな口をきくなんて。 昔の素直だったキミはどこへいってしまったんだい? ボクは悲しいよ。

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