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第29話※〈猇視点〉
風呂場についた俺は波留に巻いてあった薄いシーツを取りゆっくりと浴槽に入れる
「っしかし、まー。随分と派手にヤられたなー…。」
一番に目がいったのは血が出ている痛々しい手首だ
軽くその腕を上げると波瑠の身体は過剰に反応する
「んぁ…やぁあ…」
「そんな声出すからヤられるんだよ…。腹壊す前に掻き出すのが良いか…」
俺は波留の身体を少し持ち上げ、温かいシャワーを流しながら波留の後ろに指を突っ込んだ
大分慣らされたからか、俺の指はすぐに飲み込まれた
そしてそれと一緒にドロドロと嫌なものがたっぷりと入っているのが解る
「うわぁ…、鹿島組の奴等…今度一発絞めてやるからな……」
俺は穴を広げながら波留の体内に入った白い液体をゆっくりと出していく
「ぁぁああッ‼︎…んんっ…ひっ、ぁぁ」
穴を広げる度に波留の身体は反り上がり俺の服を思いっきり引っ張る
「足が立たないのか?……しゃーない。好きなだけ捕まってろ。大丈夫だから…」
俺は波留にそう言うと、二本目の指を中に入れた
「ひっ‼︎…んんっ ッ‼︎ ああっ…触ら、っない…でぇ…」
甘い声で啼く波留に少し興奮している自分が出てしまう
だが、それを押し殺し波留の背中を支えてやった
「…触んなきゃ出せねぇだろうが。ほら、大人しくしとけ…。」
「やだぁ…も…イクからぁ…んあぁッ‼」
そう言ってすぐにイったがほぼ空イキ状態の波留にギョッとする
「おいおい、…こらまずいな…。」
これ以上身体に負担をかけさせる訳にはいかない
「…いぁぁッ…んんっ‼︎ あぁっ‼︎…はぁ…」
早めに中の物を掻き出し、一旦落ち着く
「ん…、こんなもんか。あとは洗ったら終いだな。…っておい。大丈夫か? 」
もう既に、俺の服を掴む体力も残ってないのか手は服に添えるだけで頭を俺の胸元に押し当ててる状態だった
「んん……はぁっ…ぁん…」
薬も大分抜けたのか、徐々に落ち着き始める波留
「あと少しだから……頑張れよ…。」
「……んぅ。」
波留が少し反応してくれたのに、安堵の息をつき丁寧にその身体を洗ってやった
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