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テイク♂xxx.俺 外でハメ外し!

  「トモくん」 「……」  なにげなく取り出したビデオカメラに友樹は視線を寄越して、また俺と目が合う。  画面越しに映る友樹の不機嫌そうな顔は、ちゃんと撮れている。このカメラ、赤外線搭載の特殊ものもあるんだよ。  えーっと、夜景撮影設定でいいか?  ライトはなるべく使いたくないから、その時その時で決めよう。 「今日はありがとうございました。無理矢理連れて行ってすみません」 「……」 「嫉妬してくれて嬉しい俺もいるから」 「……」  なんとなくだが、友樹はこれからの事を予想していると思う。  バカじゃないんだ。俺がカメラを持ってて、トモくん呼び名を口にすれば八割はこうなる、と。  わかっているんだ。 「ちょっと座りませんか?」  黙りに黙り込む友樹。シンッ、としててまるで俺一人が呟いているような、寂しい空間。  実際は友樹と話しているつもりだし、寂しいとも思ってないけどな。  画面左下から伸びる俺の手は友樹の腕を掴んで引き寄せる。撮り映る友樹の表情はさらに険しくなっているようにも見えるが、どうでもいい。  やりたい事は、やる。  だって不良くんが外でハメられるとか、すっげぇ良くない? 「こっちこっち」 「……歩」  掴んだ腕をリードしながら歩き、アスレチック遊具に近付く。  子供の公園なんてなにもかもが小さい。俺みたいな男子高校生が満足に遊べるとしたらブランコや滑り台になるんだろうな。  他にも小さなジャングルジムや吊り橋なんてものもあるが、無理だ。小さすぎるジャングルジムにもともと不安定な渡り橋である鎖部分が危ない吊り橋。  とてもじゃないが遊ぼうにも、上るにも無理がある。 「古河達はちゃんと楽しんでいますかねー?」 「……」 「ま、こっちからしたらもう関係ないけど。むしろ――」  俺は後ろ向きのまま歩き、友樹はそのまま歩くという顔見合わせ。後ろ向きで歩いてるからぶつからないようたまに前を向きつつ歩いてみるが、やっぱり小さいには変わりない。  距離など俺達には関係なく、すぐにつくアスレチック。 「ここで、ね?」 「……」  と、一緒に組み込まれてる滑り台の裏。 「なんで外なんだよっ……」 「なんとなくです」  笑みを浮かべる俺。  ここなら、仮に、を考えて。  人が通ったとしても姿なら隠れるし、恥もなにもないだろ?  声はトモくん次第だけど!  そんでもってアスレチックの内側でも遊べるように考えてあるのか段差もあってさぁ?  ヤりやすいと思うんだよ。  この公園に来たのは初めてなんだけど、非常に良いところだと俺は思うね。 「外の方がいつも以上に感じちゃうかもしれませんよ?」 「や、やだ……ヤりたくねぇんだけど……」  俺から逃げようと考えているのか、掴んでる腕を引っ込めようとしている。けど俺はさらに力を入れて離れないようにするだけ。 「大丈夫ですよ!というか、トモくんってこの公園をよく知っていますよね?」  不安そうに見つめてくる友樹の返事も聞かず、決めつけでさらに喋り続ける。 「人気もないこんな場所で、なにも恥ずかしがることないじゃないですかぁ」  カメラを持ってる方の手で荷物を地に置き、また小型画面に映る友樹を見る。  顔を上げればすぐ目の前に本人。眉を垂らして嫌そうなオーラを感じ取れる。今は俺だけ楽しんでてもいいけど、最後は友樹の事を良くしてあげたいからな。  んー、俺もこっちの世界に馴染んできたよなー……いいか、別に。ビッチ女のおかげで取り戻せそうだった気持ちも、もういいや。  とりあえず俺もコッチ側で、いいや。 「トモくん、ここに座ってください」 「あゆむ」 「で、今日はローションないんで」 「歩、おれ、」  無理矢理段差に座らせた友樹の顔は可愛らしいぐらいに可哀想な顔をしていて、それでいてなにか話たがってるその口を遮るばかり。 「まずは俺のモノを咥えてイかせてください」  量次第だが、精液で潤滑液代わりになるだろ。  それでいて俺がイったあとの復活次第。――これが難関かもしれないな。 「やっぱ、うまいっすねえ」 「ん……っ」  蝉の鳴き声がうるさいと思っていたが、だんだん心地良い音に聞こえてきた。  ぺちゃぺちゃなんて卑猥なBGMと蝉、どっちがいいか……んー、やっぱ気分的に前者を選ぶかな。  ヤる前まで、実は少しだけ時間が掛かった。カメラを片手に友樹の腕を離して、だけど逃げられないように構え立って用意。  んまぁ、逃げるとかないってわかってるけど一応さ、保険って大事だろ?  ベルトを素早く外しては自身を出し、状況に興奮しているらしいモノを見せてもカメラが撮りだした友樹の顔は、どうしようかと考えるばかりだった。  いつまでも触ろうとしないまま、数秒、数十秒と経つ。 『トモくん、シてくれないんですか?』とまで言って、やっと友樹が従ってくれたまで。  舌を這いずってまずは亀頭を舐めて、そのあと陰茎に口を付けた状態で顔を上下させたり、手でタマも揉みながら扱いて強い刺激を与えたりなど。  友樹のフェラ術ってすごいと思わされるやり方。  友樹だと結構なはやさでイくから困る時もあるんだよなぁ……情けなさに泣きたくなる。 「はあッ……そーだ、トモくん……」 「……」  目だけを俺に向けて、自然に上目遣いをしてきた友樹。  こういう時のカメラ目線はやっぱイイな……腰が振りだしそうになる。 「トモくんも下、脱いどいてくださいね――わあッ……!」  舌先で尿道口をぐりっと押されて新たな快楽。……バカみたいな声だけは出したくないものだ。 「んっんっン……んぅぅ」 「えろーい」  脱ぐ時ぐらい咥えてるモノを出せばいいのに。  友樹はなにを気にしているのか、手はベルトに移したものの口は離さず亀頭と裏筋を尖らせた舌で、つつぅッとなぞり繰り返すばかり。  それがまたくすぐり気持ち良くて震えそうになる。  上から撮っていたカメラを友樹と俺のモノの真横にうつして咥えてる画をドアップ。 「ん……その角度、やめろ……っ」  カメラのレンズを軽く手で隠しながら続けるトモくんがハンパない。 「えぇ、いいじゃないですか。つーかすっげぇイイです」 「そりゃ……よかった」  前髪をかき分けるように撫でれば細い眉を八の字に垂らしたまま小さく笑った友樹。  この満更ではない様子に、俺も喜んでしまったのも事実。  だって友樹の口のナカで自身のモノが大きくなったの、わかっちゃったし。 「はぁ、トモくんヤバいわ……っ、ちょっと、すみませんね……」 「ぅぁ、っんん……!」  真横撮影のまま友樹の頭をそっと押さえて腰を振り始める。  呻きに似た声が漏れながらも舌は相変わらず絡んでいて、唇に吸い付くように擦れる俺のモノは、そこまで限界が来ていた。 「はっ、はッん……やべ、四つん、這いなって、」  漏れる息を我慢して俺は友樹からモノを出し肩を押し倒す。友樹がその通りの格好になってくれるまで自分の手で強めに数回扱き、その尻に向けては一発。  まずは俺からイっといた。  

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