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テイク♂4.元カレ ジュボッて突かれて監視合い!
「うおぉ!ディルドだ!」
さすがビッチ。目の輝きがハンパない。
というか、やっぱり挿れてほしかったのか……?
「ね、愁ちゃんはきっといろんなものを挿れた事あるんでしょうよ。でもトモくんはないから、ここで初めてを経験してもらおうかな、って思って」
「いっ……いい、」
「痛くないから大丈夫ですよ」
そう言って双頭ディルドを愁哉さんに渡しつつ、俺は友樹の後ろに回ってカメラを左手で持ちながら右手で溜まりにたまったローション漬けにあそこを解し始める。
「んっ、んん……あゆむ、っ……」
「わぁ……俺も木下くんにヤってもらいたかったなー」
「愁ちゃんはちゃんと撮ってあげますから、挿れられる準備でほぐしといてくださいよ。自分で」
愁哉さんのアナニーには興味なくてカメラを向けながらも友樹の耳にキスをする。それさえも感じている友樹。けど穴は、案外にも一本目が入ってしまったのだ。
ローションの滑りが良いおかげか?
でもここを最後に使ったのって、一週間は経ってるはずだが……こんなにスルリと入るもんだったかな?
「あぅ、んー……っ」
それでいて感度も良くなってる気がする。
「はァ、トモちゃんの声聞きながらヤるか……」
「受けをおかずに出来るなんて本当に愁ちゃんはビッチなんですねぇ」
「言葉責め?俺それ大好きっ」
随分と余裕そうな愁哉さんは足を開いて指で慣らしながら、さっそくディルドを挿れ始めている。
友樹のナカに二本目を入れた後、すぐに気持ち良くなってもらおうと軽く指を曲げれば柔らかいようで硬いような、なんともいえない感触のかたまりが届く。
その瞬間に漏れる声と揺れる体に――あぁ、ここだな――と思いながらちょっとした集中責め。
「んあ、あっあ、ま……っ!ぁ、ゆむ、ぅうっ」
「すっかり慣れてきましたね。するすると三本目も入りそうな勢いですよ?」
「はッぅん……ちがっ、ああッ!」
キュッ、と締まったそこにもうこれで十分だろう、と判断してジュボッと指を一気に抜くとまたさらに高い声を上げて鳴いた友樹。
「ふっは、トモちゃん、かわいッ」
愁哉さんも愁哉さんで順調のようだ。すでに愁哉さんのナカで三分の一ほど挿れてあるディルドに紅潮とした頬は一筋の汗によって誘われてる感覚に陥るほど似合う姿。
受けが似合う、なんてどうかと思うが本人からしたらどうでもよくて、言われたい言葉なんだろうな。
「ほらトモくん、これをここに挿れてみてください。自分で出来るでしょ?」
「ぁ、んッ……はいん、ないっつの……っ」
「出来る出来る、ほーら」
ベッドに広まっているローションに俺の服も一部濡れている。それでも気にせず友樹を滑らすようにゆっくりと愁哉さんに近付けてディルドを目の前に持ってこさせる。
あんっ、なんてわざとなのか本気なのかわからない愁哉さんの声も響いたがそれもばっちりカメラにおさまってる事を伝えると、どこか余裕そうな顔で『うははっ、さいこー』なんて笑っていた。
ぴとっ、と当たるディルドの先端と友樹の穴。
出口で入り口なそこに、強めの力で押し込むと腰引けな感じで動く友樹。でも俺が背後にいるから逃げれないんだけどな。
カメラを愁哉さんから角度を変えて俺の目線に合わさるような位置に持つと、よく見える。右ダイヤルを少しだけ回しながら左手でディルドを支えるように持つこのバランスは非常に悪い。
「ほらほら、ちょっとずつ挿いってますよぉ?愁ちゃんのナカに挿いってるディルドが今トモくんのナカにもちゃんと挿いっていってますから、ね?」
「ん゙んっ、んー……はあ、歩、これっ」
全部とは言わないが、だいたい挿いったか?
友樹の後ろにいた俺は一旦、退いてベッドからおりる。
あらかじめ用意しておいた濡れタオルを左手で拭きながらカメラのレンズは二人を撮り映すポジションに置いた。すぐにカメラを持てる状態だが、このまま続けていたら俺がただ遊んでる形にしかならないよなぁ……。
これも3Pのうちに入ってしまうのか、どうなのか……まぁ、いいか。
「トモくんふぁいと!愁ちゃんも動いちゃっていいですよー」
友樹と愁哉さんの、二つの穴がやっと繋がった瞬間。ディルドで繋ぐ、穴。お互い挿入されてるとか。
二本のチンコはおっ勃ててるっていう、な。
「あうんっ……ふはっトモちゃんかーわい……アッ、こんなん初めてだから、動けっかなぁ?」
愁哉さんは多少、戸惑いながらも腰を少し浮かせてゆらゆらと動かし始めた。
後ろにある腕の支えだけが頼りな友樹は波が来るものを耐えながら必死に声を出さず、俯くだけ。
俺だって興奮しているさ。
「んっ、んッ……おま、え、バカ……」
「てか、マジで穴に、はいってんね、トモちゃんッはぁ、はぁ、」
「……っ」
興奮は、してる。昂ってる。けど――トモくんがちゃんと喘がないと、意味ないぞ?
いつもより喘いでないし、なんだ?
なんなんだ? どうした?
んんっんっ――なんて喘ぎに入るわけがない。
もっと声が掠れるぐらい張って出してほしいんだけど。まだ理性でも残ってんのか?……んー?
そんな困惑するなかでも勝手に盛り上がるのは双頭ディルドを突っ込んで突っ込まれてる受け同士の二人。
とくに元カレさんである愁哉さんは調子に乗ってきたのか腰の動きがはやくなってきている。
「んっ、はぁッ!あっ、あ、ンン……っ!なんか、いつもと、ンっ、違うから、これ、イイッ!」
「ぁ、う……ん、」
ぐちゅぐちゅとローションの音を意識しなくてもイヤらしく響き渡る。
それでも乱れに乱れまくっている愁哉さんだが、ここも友樹はあまり口を開いてくれなくて唇を噛み締めて我慢する姿が画面越しで見れた。
んー……。なら、これはどうか。
動いてるのは愁哉さんだ。
ということは愁哉さん自身でしかわからない気持ちのイイ場所しか突いてないのかもしれない。片方が気持ち良くなってて、もう片方が意味もわからなくただ突っ込まれてるなんてフェアじゃないよな?
ということで、友樹と愁哉さんですら全部入りきらないこのディルドの中心部分を俺は握ってみた。
まだ揺れ動かす愁哉さんだけど、さらに俺も掴んだディルドを揺さぶる。互いの肉穴がヒクヒクしてて食い込むような、そうでないような震えに、さらに刺激。
「うっ、あぁぁッ!きの、したくん……っ、それ、やぁぁ……!」
「俺が動かせばバイブ気分を味わえません?」
「んぁぁ、んぁッ、ぅン……!うん、うん!ばいぶ、みた、いっ!」
「はははっ、アホかなー?」
緩和する会話で済ませようとした適当な例えのはずが、本当にそれっぽかったみたいで、
「やっべ、俺っイく、ぅんん、あぁんッ――!」
「……っ、」
「おー」
穴だけで一人、イった愁哉さんをカメラでおさえといた。が、それでも、トモくんは、どうした?
なんか、今回のハメ撮りはおかしい。
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