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21.セックスしたい

 亮介の胸にもたれてのマッタリタイム中。さっきポロンされた息子さんはもうしまってる。いつまでもあんなのが見えてたら困るし、しかも今はクッタリしてるからもっと困る。  オレは亮介の手でイカされたんだけど亮介はイってない。腰のあたりに亮介の硬くなったものが当たってて、ホントは気持ち良くしてあげたいんだけど、ちょっと今はムリ。イったばかりで脱力中だ。 「智……、オレさ、今日は最後までやりたい。智とセックスしたい」 「…………」 「ダメ?」 「それってやっぱ……、オレが突っ込まれる方?」 「イヤ?」 「イヤかって言われたらイヤ。怖いし……、痛そうだし……」 「痛くないように頑張る! 智のこといっぱい感じさせて、とろっとろのドロドロに溶かしてから突っ込む」 「おまっ……、耳元ですっげぇエロイこと言われてるような気がする」 「言ってるんだもん。ねぇ智、ダメ?」 「う――、ダメ……じゃない……。オレ亮介に甘えられると弱いかも」 「嬉しい。智大好き」  ギュウウウっと亮介に抱きしめられながら、オレはちょっとだけ遠い目をしていた。やっぱ予想通りオレが突っ込まれる方だ。役割確定。ハァ……、大丈夫だろうか? 期待してる自分もいるけど、怖いのもホントなんだ。 「じゃあ、これからお風呂行こうか?」 「えっ?」 「智のこと、キレイに洗ったげる」  やる気満々だ。どーすべ、なんか亮介が暴走しそうで怖いわ。 「まだ昼前だよ」 「えー、でも最初はほぐすのに時間かかるって。だからもう始めた方がいいよ」 「いや……、でも、さすがに……。せめてお昼ごはん食べてからにしようよ」 「途中でお腹すいたら困るか。それもそうだな。よしっ、じゃあお昼食べよう!」  もしかして、オレは、早まったのかもしれない。  いやいや、このテンションの差はなんだ?  オレの背中から離れて台所に向かった亮介の後姿に、ブンブン揺れる大きなシッポが見えたような気がしたんだけど。……気のせい?  内心ため息をつきつつオレも台所へ向かった。  えーっと、何て言うんだけ? オレの今の状況。……まな板の上の鯉? 違う?  オトコ同士だから一緒にお風呂入るのは何てことないって思ってたんだけど、これからエッチするんだって思ったら、めちゃ恥ずかしくなっちゃった。加えてオレと亮介じゃ体格からして全然違うし、貧相な自分の身体を見せるのはちょっと抵抗が……。でも亮介はオレのそんな葛藤には全く気づかず、ずっと上機嫌だったし。 「あっ、ああっ、あっ、りょ、亮介ぇぇ……」  でもって、お風呂でキレイにするってのは、お風呂でエロイことするってことだった。最初はキレイに洗ってくれてたんだけど、途中から耳とか首筋とか鎖骨とかキスされたり舐められたりでゾワゾワしちゃって、きっと感じてたんだと思う。それから自分でもビックリなんだけど、乳首ってオトコでも感じるんだね、初めて知ったよ。  そんなこんなで今、オレの大事な息子さんは、亮介の口の中にいらっしゃいます。  めちゃ冷静そうでしょ? でも実際は違うんだ。冷静になろうと努力してるところ。そうしないと亮介の口の中で暴発しちゃいそうで……。フェラなんて生まれて初めてで、しかもめちゃ気持ち良くて、頭がクラクラしちゃって、気を抜いた途端にイっちゃいそう。  嗚呼ダメだ、マジやばそう……。 「亮介っ、イクッ、もうイクから、口離してぇぇぇ」  結局亮介の口の中で暴発しちゃったし……。エロすぎ、恥ずかしすぎ。 「やっぱり智のは美味しい」 「そんなもん飲むなよぉぉぉ」  嗚呼もう……。  口の中にあった、オレが出したものを見せ付けてから、目の前でゴクンと飲みやがった。エロすぎる。恥ずかしすぎてこのまま死にそう……。 「エロいときの智は、泣き顔もかわいい。今日はいっぱいイカせてあげるね」  どうしよう。なんか今夜には、イカされすぎて干からびてるオレがいそうな気がする……。  オレだけ2回もイカされて、でも亮介は1回もイッてなくて、だからオレも亮介を気持ち良くしてあげたかったんだけど、結局触らせてもらえなかった。「オレは智の中で気持ち良くなる予定だから今はいいの」って、それちょっと怖い。嗚呼でも、本当に最後までするんだな。大丈夫かなオレ?  頭の上からつま先まで、もちろん息子さんも、ピッカピカになったような気がする。その代わりオレは少々お疲れ気味……。そしてオレたちは、腰にタオルを巻いただけの状態で部屋へ移動した。途中冷蔵庫に寄り道して、スポーツドリンク持ったけど。 「ふ……っ、んん、ん、んっ、ん……、はぁ……」  ベッドに腰掛けて亮介とキス。もうそれだけで頭がボーっとしてくる。亮介の舌が気持ち良すぎて、もっともっとって思ってしまう。口を離したときの亮介の顔が色っぽすぎて、腰のあたりにすぐ熱が溜まってきてしまう。 「亮介ぇ……もっと……」 「智、キス好き?」 「好きぃ……」 「オレも……」  キスしながら、亮介はオレをベッドに横たえた。

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