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柴崎の彼女②

「っじゃしまーす」 「ふふっ。先輩、誰もいませんよ」 「お前んち、フットワーク軽いな」 「はい。五月さんブレザー」 柴崎が手を伸ばす。 「ん・・・」 根屋のブレザーを掛けた柴崎が 「何か飲み物探してきますね」 「おい・・・しねえの?」 ベットの上に座っていた根屋が聞く。 ネクタイを緩めて、シャツから白い首筋をのぞかせながら。 「どうすんだよ」 「五月さん。答えが一つしかない質問やめてよ」 根屋に近づきキスをする柴崎。 ゆっくり舌をまさぐろうとしたら、思い切り舌を巻かれ、 犬が水を飲むような音に驚く。首に腕を巻かれ甘えるように体が吸い付いてきた。 口を離すと透明な糸が2人を繋ぐ。根屋を静かに横たえさせる。 「どうしたの五月さん。普段と違う感じだけど、俺やめないよ」 「ふっ・・う・・」 根屋の首すじに舌を這わせながら、シャツのボタンを外していく。 そして鎖骨の下に力を入れ赤いしるしをつける。 「お前・・また・・・」 「そこだけだと思うんだ?」 柴崎は根屋の乳首をおもいきり吸った。 「あ・ああっ・・あ・・・」 根屋の体が反り返る。もう片方は指がずっと離さないでいた。 「んっ・んっ・・あ・・・」 そして歯を当て痕がつくくらい胸の横を噛んだ。 「あっ・・ああっ・・やあぁ・か・かまない・・で・・」 柴崎は根屋の胸から離れず愛した。

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