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第3部 離れるけれど近づく2人①(R)

「いよいよですね。まずは月末からの予選会かあ」 「おう」 「五月さんとキャプテンは不動だけど、他のレギュラー誰になるんだろう?」 「おう」 「どうしたの五月さん?何かあった?」 「ん。お前の姉ちゃん、しゅーしょく、どーなの?」 「あー、ね。どうするんでしょうね。そろそろ動かないとヤバいのに、 今日もお出かけですよ」 あきれたように肩をすくめる。 「おい。お前んち、今から行くぞ」 「え?何かありましたっけ?」 「いーから!」 「ほらブレザー」 投げ渡されたブレザーを柴崎はハンガーにかける。 「??」 『どうしたんだろう?何か怒らせたかな?』 「おい」 「あ、はい」 振り向いた柴崎に根屋がキスをする。 からみあわせ、一つに溶け合いそうなキスを。 「ん・・ふっ・・ああ・あふっ・・」 「さ、五月さん?」 「あとはお前がやれよ?」 「あ、あの、これから練習きつくなるし・・五月さんの体に負担が・・」 「お前、体育倉庫でやりたい放題で、なに言ってんだ」 「明日は休み。練習は明後日からだ。年内、これが最後だ。お前の五月さんは」 「ケツの心配すんな!」 柴崎が手で顔を隠しながら・・ 「・・・お願い、五月さん。オブラートって言葉覚えて・・・」 軽くキスをしながら、もうシャツの上から場所を覚えた小さな蕾。 「あっ・・あっ・・んんっ・・」 「もう。触るとすぐに声が出ちゃうところ、可愛すぎ」 「ああっ・・ああっ・・かむの・・・だめえ・・」 震えながら柴崎にもたれかかる。 「そうだね。胸だけでイカれちゃっても俺がつまんないしね」

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