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離れるけれど近づく2人 ②(R)

「あっっ!あっ・・んんっ・・ふああっ・・・」 「大丈夫五月さん?痛い?」 体を反らせながら、無言で根屋は首を振る。 「手前でいいトコロあるよね?」 「あっああっ!はああっ・・や・・う・うごいちゃ・・」 「ねえ?一緒に動こう五月さん?」 いきなり柴崎は前髪を根屋につかまれた。 「いててててて」 「・・・やめろ」 「調子悪くなちゃいましたか?抜きましょうか?」 「「さん」やめろ」 「五月さん。なんであなたはいつも爆弾持ってくるの?・・・」 「はあ、もう本当。今日はムリだからね?」 そういって柴崎は根屋に優しくキスをする。 そして思い切り、根屋の体に入り込む。 「あっあああ!やだ・・いきな・・り・・おく・・んんっ」 「どうしたの五月?奥いいんでしょ?五月は激しいの好きだものね。 五月かわいい、その顔。大好き五月。ねえ俺のことも呼んで?」 「はあっ・・あっ・・あ・・ゆう・・や。ゆうや・・」 「気持ちよかったら教えて?」 「奥行ってあげる」 「はあっ・・いい・・ゆうやが・・おくに・・いるの・・わか・・・」 「んー。はあ。ムリ。絶対ムリ。泣いてもムリ!」 柴崎が根屋を突き上げる。 「あー!あっ・・ゆう・・おくっ・・おくっ・・やあ・・ゆうや・・そこっ」 「五月?五月、今日は奥にしか行ってあげない。奥で泣いてよ。 五月が泣いてもやめないから。五月の体、壊すかも・・・」 体を反らせ快楽の中で瞳の潤む根屋を押さえつけるように柴崎が突き上げる。 「あっっ!あああっ・・ゆうや・・あ、あたる・・ダ・ダメ・・も・・出ちゃ・・・」 「あああ・・・いやああ・・・!!」 「・・・五月さん?体、大丈夫?」 心配そうに柴崎が問いかけるも根屋は布団に丸まり、こちらをにらみつけるだけだった。 「えと、あの五月さん・・?」 「「さん」はいらないって言った」 「え?五月でいいの?」 「ねえ、いいんだったらキスして?俺のかわいい五月?」 根屋はひょいと柴崎にキスをすると、また丸くなった。 柴崎が抱きしめようとすると、思い切り前髪をつかまれ、 「明後日からは、俺のことを先輩様と呼べ!」 と、言い放った。 なんてこの人はかわいいんだ・・ 柴崎は「はい!先輩様!」と答えた。

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