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カレー曜日*甘口①(R)
「あっああっ・・んんっ・・ゆ・ゆう・・そこばっか・・・」
「あれ?五月、胸好きでしょう?」
柴崎がすうーっと唇を上げ耳を軽く噛む。
「ひゃう!」
「でも本当はもっと強くして欲しいんでしょ?つめ立てて欲しいんでしょ?」
「五月は体いじめられるの好きだもんね。こんな甘ったるいの物足りないでしょ?」
「ち、ちが・・あっ・・あっ・ふああっ・・・」
根屋の体が小刻みに揺れる。
「ちわ」
根屋が柴崎の家の玄関を開ける。
「いらっしゃい五月。カレーの家にようこそ!」
今日来る意味が分かっている根屋は耳まで赤くなる。
「今日も五月の私服~。ステキに激萌え~」
「うるせー。寒いこというなボケ。・・・で?」
「姉ちゃんは久しぶりの大学~。母さんはパート~。」
「今ここは俺と五月の城~。さあ、お姫様どうぞ?」
「どうして俺が姫なんだよ!・・じゃーっす」
部屋に入った途端、柴崎が背後から抱き着いてきた。
「んだよ。いきなりサカるなよ!」
「ウインターカップ、本当にお疲れ様。五月」
「俺のたからものはコートで一番輝いていたよ」
根屋は数日前の激戦を思い出し、瞳が潤まないように唇を噛んだ。
「じゃ・・じゃあ、今日は労われよ・・・」
「もちろん最上級にね」
根屋は向きを変え柴崎の首に手を回しキスをする。
柴崎はグッと体を引き寄せて根屋の舌を探し絡めあう。
「・・・ヤバイ。超ヤバイ。骨折ったらゴメン五月」
「なんだかわかんねーがヤバいな。お前やりそうだし、大事にしろって言ってるだろ?」
「大丈夫!ここは骨が無いから!」
そう言ってズボンの中央に手を当てる。
「あっ・・やあっ・・いきなりくるなよ・・ふ・・んん・・」
「ふっ・・うっ・・うっ・・やああっ・・」
甘く口にされただけで体を反らせて反応してしまう。
柴崎はずっと丁寧に、胸を舐めている。
「やっ・やだ・・もっと・・・やあ・・」
「ほーらエッチな子猫ちゃん。でも甘口カレーは続きまーす。
耳たぶ。首すじ。鎖骨。丁寧にキスをされる。
甘い2人の時間なら十分だが、根屋にはそれがもどかしいくらい体の奥に炎がついた。
『ああ・・やだ・・もどかしいのが悔しい・・・』
柴崎の頭が下の方に降りてきた。内ももを丁寧に舐める。
『うっ。わざと場所ずらしてる!ソコじゃないの知ってるくせに』
太ももとギリギリの所に丁寧に舌をあてる。
「おい!柴崎」
柴崎はチロ?と根屋と目を合わせて言った。
「どうかしましたか?根屋先輩」
『くっそー!こいつ本気だったのか』
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