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カレー曜日*辛口②(R)

「あのね、ちょっと試したい事があるんだー」  根屋が怯む。 「な、なんだよ・・・」 「泣かせていい?」  カチーン! 「俺が泣くと思ってんのかよ!」 「何かまた指入れたらイッちゃいそうだけど、出した方がいいかなあ?」 「ごちゃごちゃ、うるせえなあー」 「む。そっか辛口だもん。ちょっと意地悪でもいいよね」  そういうと柴崎は根屋をグッとつかみ、指を入れ、さっきより激しく動かす。 「はーい。ここが弱い所でーす。さっきよりグリグリいきまーす」 「あーっ!あっあっ・・だめっ・やあ・・やああっ・・やだやだ出ちゃ・・・」 「イッ・・イッちゃう・・ん・・あ・あつい・・そこ・・あついよう・・・」 「僕の子猫ちゃんは本当にいじめがいがあるよ・・ねっ!!」  柴崎がグッと力を入れたら、根屋の呼吸が一瞬止まった。 「はあああっ!いやああ・・・!!」 「俺、だめっていった・・・」  根屋はのどをコホコホしながらぼやく。 「ん。叫びすぎちゃったかな?」  口移しで柴崎が水を飲ませる。 ふう・・・と根屋が大きく息をする。 柴崎が根屋を軽く抱きしめ、愛おしそうに汗で額に着いた髪を戻していた。 「ねえ、五月。俺試してみたい事があるんだっていったよね?」  ・・・あ?このタイミングで? 「何かあまり楽しくなさそうだよな?」  怪訝そうに根屋が吐き捨てる。 「違うよー。五月がどんな風に変わったかなあ?って」 「あ、何だよ」  柴崎が楽しそうにキスをする。 「そろそろ息も落ち着いてきたよね?」  にっこりワクワク顔がとても怖い。 「大丈夫。大丈夫」  にゅるにゅるにゅる・・・ 「じゃあ、また冷たいの塗るよ?」 「・・・ひゃあ!」

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