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彼に一途に愛されて

恥ずかしくて慌てて手で口元を押さえたけど、音を立てて乳首を摘ままれると、そのたび、我慢出来ず声が漏れた。 【ん・・・っん・・・あ・・・っ】 逃げようとしても、腰に彼の手がしっかりと巻き付いていて、逃げることも叶わなくて。 【やぁ・・・!】 それどころかちゅうっと強めに吸い上げられ、片方の乳首もやわやわと揉みしごかれ思わず声を上げた。 「いやいや言うわりには、ここ、固くなってるぞ」 【だめ、うづき、さん・・・】 ぶんぶんと首を横に振って、何とか彼を引き剥がそうと、肩を押したけど腕に力が入らなかった。 【あっ・・・あ、ん・・・】 彼に弄られるたび、腰の奥から熱が競り上がってきて。 【ひぃ、っ・・・ーー】 そっと歯を立て、カリっと噛まれ、甲高い嬌声を上げ彼の肩にしがみついた。 ほぼ同時に、ドブッ生暖かい液体が小さな陰茎の先っぽから零れ落ちて、彼の内腿をししどに濡らした。 「乳首だけでイったのか?ほんと、未知は可愛いな」 腰に回されていた腕がほどかれて。 そのまま、ベットの上にそっと静かに寝かされた。 胸元から腰に。 腰から腹部に、キスをしながら次第に彼の体が下へと降りていく。 【やぁ・・・ダメ・・・】 内腿を撫でられ、膝裏を掬われ、脚を大きく開かれそうになり、慌てて閉じた。 秘密を暴かれる怖さに、四肢が微かに震える。 性器が二つある化け物でも? 変な生き物でも? それでもあなたは、こんな僕を愛してくれるの?

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