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プロポーズ
【卯月さん‼】
体を下へずらし、先走りの液を掬い取るように舐めてから陰茎を頬張る彼。
昨日の今日でただでさえ敏感になっているのに。
クチュクチュと音を立ててしゃぶられ、先っぽを舌先で擽られ、唇でしごかれるたび、腰がぴくぴくと勝手に揺れ喘ぎ続けた。
【卯月さん、もう・・・】
一度火が灯った体は底無し沼のように昂り続けて。大きな波が二度、三度押し寄せてきてーー
【ぁ・・・っあ、ぁ、あァ・・・っ・・・!】
ジュルジュル~~と一際淫らな音を立ててしゃぶられた次の瞬間。
体が大きくしなり、我慢できず卯月さんの口の中に蜜を放っていた。
それを彼はごくんと咽を鳴らし飲み干した。
「甘くて美味しい。なぁ、未知。後ろにも入れてやらないと不公平だと思わないか?」
手を伸ばしスボンのポケットから、小さな容器を取り出す彼。
言ってる意味が、いまいち分からなかくて首を傾げていると、くるっと体を反転させられた。
【え!?ちょっと待って‼】
双丘の狭間に、ヌルヌルしたものが丹念に塗り込められ、ゆっくりと指が挿いってきた。
【あんっ‼やぁん‼】
慎重に出し入れされ、優しい動きに、思わず声が裏返った。
更に液を足され、指の数も二本、三本と増え、グニュグニュと、狭い入口を押し広げられる感覚に、ガクガクと腰が戦慄く。
「すごいな、キュウキュウ締め付けてくる。ここは許したのか?」
首を振った。指で無理矢理抉じ開けられて、グリグリされたけどあまりの痛さにわんわんと大泣きして。
お兄ちゃんはそれから触れること自体避けていたもの。
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