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プロポーズ
「そっか。ここは初めて、なんだな」
ずるりと、彼の指が離れていった。
「未知、あまり無理させたくないが・・・ごめんな、もう限界だ」
腰を突き出すように高く上げられて。
【卯月さん、無理‼おっきいの、入んないよ‼】
頭を振ったけど、蕾に熱くたぎる彼の雄をあてがわれ、ゆっくりと慎重にそれが挿ってきた。
「力、抜け」
【どうやるか、分からない・・・あぁん‼】
圧倒的な質量をもつ彼のが、ローションの滑りもあって、痛みもなく、ニュル~とすんなり根元まで挿ってきた。体奥に切っ先の窪みがあたり、ぐりぐりとカサの部分に肉襞を擦られ、それがまた気持ちよくて。こんなの知らない。
「未知の目、とろんとしてて、可愛い。気持ちいいか?」
彼が少しだけ腰を進めると、びくっと体が震え、【あっん‼ 】甘く甲高い声が思わず上がった。
「未知の声、俺以外誰にも聞かせたくない」
【あっあっ、ああんん‼】
独占欲を露にする彼。
深く、浅く突かれ、襞という襞がまんべんなく摩擦される度、息が詰まりそうになるくらい気持ちよくて。
はしたないくらい喘ぎ声を上げ続けた。
【ひゃん‼】
奥の手前あたりを擦られたとき腰がびくびくと震え、頭が一瞬真っ白になった。
「未知の気持ちいい所は、ここか」
彼の声は掠れ、ぞくっとするほど色気を醸し出していた。
未知‼未知‼と名前をうわ言のように口にしながら、激しく腰を打ち付けてくる彼。弱いところばかり狙ったように突かれて。
【あっん、やぁん、だめえぇ‼】
枕に必死でしがみつきながら、為す術もなく快楽の波に翻弄される。
「中に出すぞ」
腰を鷲掴みされ、一層激しく奥まで穿たれ、ズンズンと突き上げられて。
【ひあ、あっ・・・、あっ・・・ん・・・もう、だめ・・・っ】
蜜を吐き出すと同時に、彼のもビクンビクンと脈動して。
お腹の奥が彼の熱い欲望で満たされていった。
「未知、大丈夫か?」
はぁはぁと忙しく息を切らしながら彼が背中に優しく何度もキスをしてくれた。
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