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彼の暴走

【うっ・・・ん、ん】 彼が指を動かすたび蜜壺の奥で溢れた粘液が、ぬちゃっ、くちゃっ、と淫らな音を立てる。 【あっ・・・ん・・・やぁん・・・やぁっ・・・】 すでに二回彼の口の中に吐精させられてるのに、亀頭がぐっぽり彼の口に嵌ってて、チロチロと舌先で撫でられれば、先端からは蜜が溢れ、とろとろと滴り落ちる。 【もう、出ない・・・のに・・・】 彼の舌が先端の溝をネロリと舐め、茎に絡ませると口をすぼめて強く吸い上げられた。 【ひぃ・・・あっ・・・あ・・・んっ】 あまりの気持ちよさに身悶えながら、シーツを掻きむしった。 蜜壺の中の指が一本、二本と増やされて。 美味しそうに彼の指を三本飲み込み、ぬぷりっ、ぬぷりっと、ナカを攪拌されるたび、悦びのあまり、ぎゅっーーと、締め付け、その度、腰が痙攣し、声にならない嬌声が天井にこだました。 【こんだけ、声出してたら起こしちゃうよね】 慌ててもう片方の手で口を押さえるもの、殆ど意味をなしてない。 【はるさん、待って!】 彼の舌が、ねろーーと僕の肉茎を上から下へと舐めて、そのまま蜜口を舐め始めた。 【あっ・・・ん・・・】 同時に空いてる手で陰茎を擦られしごかれ、一気に高みへ駆け上がって行った。 【指グリグリしないであぁ・・・っ、もう・・・んあぁ‼】 三本の指が肉襞を押し広げ奥の肉芽をクリクリと擦りあげてきて。 強く啜られれば、ビクビクと体が一際大きく痙攣し、呆気ないくらい早く彼の口の中に蜜が放たれた。それを彼は、美味しそうに飲み干すと、ずるりと蜜まみれの指を引き抜いた。

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