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番外編 新たな波乱の予感
繰り返し大丈夫だ、そう囁かれて。少しずつ怖い気持ちが和らいでいった。
「未知が側にいてくれるだけで、幸せで幸せで堪らなくなる。だから、一人占めしたくなるんだろうな。ごめんな、焼きもち妬きで」
自嘲し顔を覗きこまれた。
口付けがそっと目尻に触れ、頬に触れ、唇に触れた。
僕も遥琉さんが側にいてくれるだけで幸せだよ。
面と向かっていうのが照れ臭いけれど、喋れないからこそちゃんと伝えないと。そう思い手を握り返すと、離さないと言わんばかりに片方の腕で強く抱き締められた。
「未知、愛してる・・・」
【僕も、すき。はるさんが、すき】
目の前の身体にしがみつくと、ナカの雄がぐんと頭をもたげ、丸みを帯びた先端部分が花芽をなぶるように蠢きはじめた。
【や・・・ぁ・・・だめ・・・擦っちゃ・・・】
「煽っておいて今さらだめじゃないだろ⁉それにこんなにも蕩けきって、吸い付いてくるのに」
息を荒げながらお腹を突き上げれ、激しく揺さぶられた。
【ひぁっ・・・だめーーっ‼】
次から次に押し寄せてくる快感に為す術もなく翻弄され、大きな激しい快楽の波にぶるぶると全身を震わせると、目蓋の裏で眩いばかりの閃光がいくつも走り、頭の中が真っ白になった。
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