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番外編 かけがえのない大切な家族とともに生きる

慌てて脚を閉じようとしたけれど。 潤みきった割れ目は嬉々として彼の指を受け入れた。 【やっ、あっ・・・っ!】 ぶんぶんと横に首を振った。 「ここも綺麗にしないとな」 もう片方の手は、固く閉じた後ろの蕾へと伸びてきた。泡を丹念に塗り込みながら、ナカを優しく捏ねるようにしてゆっくりと上下に擦り始めた。 【・・・ん・・・、ふ・・・】 さっきまで散々弄られていて、ただでさえ敏感になっているのに。このまま甘ったるい刺激を前も後ろも同時に与えられ続けたら、また訳が分からなくなるくらい気持ちよくなってしまう・・・彼の肩を両手で押しながら腰を浮かせ、何とか逃げようとしたけれど、がっしりとした腕に捕まり引き戻された。 「さっきも言ったはずだ。逃がさないって」 【遥琉さん、イジワルしないで】 今更泣き落としが通用しないのは分かっているけど、目を潤ませ、首を横に振り必死に懇願した。 「そんなに嫌なら、普通はぐじゅぐじゅってイヤらしい音を立てないはずだが⁉」 【あっ、あっ・・・】 とろとろに蕩けきり、いっそう濡れそぼった割れ目を指で更に弄られ続け、溢れ出た蜜と泡が交じりあい濃密な甘い匂いが浴室に充満した。 「もう我慢出来ない。挿れてもいいか⁉」 微かに上擦った声で囁かれ、くるっと体を反転させられ、向かい合う格好になった。

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