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番外編 元婚約者の出現に焼きもち妬きの彼、またまた大暴走
【ん……っあ……あぁ……っ】
唇にきつくしごかれ、熱い舌で巧みに舐められると、声を我慢することができなくて、あられもない声を上げた。
【や……もう……】
半勃ちの性器を大きな手にやわやわと揉まれ、休む間もなく与えられる快感に身悶えた。
「遥香はママ想いの優しい子だから、心配しなくても大丈夫だ」
【そんな………っあ、あぁ……】
彼に舐められているところから広がる熱が四肢に広がり、全身が燃えるように熱くて。
いやいやを繰り返すように頭を振った。
【はる・・・さん、もう、だめ・・・・】
ジュル~ジュル~と淫らな音を立てて啜られた途端、限界まで張り詰めていた性器から温かなものが吹き上げ、彼の口唇を甘い蜜で満たした。
目が眩むような快感に腰が甘く痺れ、熱が溢れだす感覚に全身から力が抜けきっていく。
荒い息をつきながら、チラッと遥香の方に目をやると、口をモグモグさせながらあどけない寝顔をみせてくれた。
「未知、大丈夫か⁉」
汗の浮いた額に張りついた髪をそっと撫で上げてくれた彼が、気遣うような柔らかな笑みを見せて、顔を覗き込んできた。
目が合い頷くと、額にチュッと軽く口付けをしてくれた。
「悪阻が酷いのに無理させてごめんな。安定期に入るまでは体調を優先させないといけないのに、大人気なかった」
【遥琉さん・・・】
彼の温もりと心地よさに触れて、じわりとまた涙が零れそうになった。
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