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番外編 焼きもちを妬いてばかりの彼

「大丈夫だ、何人増えても。俺も橘も柚原も琥珀も子育てに協力するし、それなりの蓄えもある。だから安心しろ」 慎重につぷっと指が挿しこまれる。 「うっ…………ん………」 「やっぱり久し振りだからキツいな、ゆっくり息を吐け。出来るだけ優しく解したい」 遥琉さん僕の話しを聞いて! 反論するまもなく、割れ目の縁を指の腹で撫で回され、吐息が甘く震え全身から力が抜けていった。 浅瀬を彼の指がゆっくりと動きはじめ、上下に振りながらピタリと固く閉じた割れ目を広げ、ナカに太い指が滑り込んできた。 「すごく温かくて柔らかくて、気持ちがいい。ヘンになりそうだ。未知、大丈夫か?痛くないか?」 本当は少し痛いけど、気遣ってくれる彼を不安にさせる訳にはいかないもの。 全然余裕はないけれど、精一杯の笑顔で答えた。 「そうか、じゃあ動かすぞ」 ぐるりと指が回され肉襞を擦りながら、奥にある器官を探しはじめた。 「あっ………そこは駄目って………ヘンになるから……」 クチュクチュと掻き混ぜながら、僕の反応を愉しげに見詰める彼。 「見付けた、未知の気持ちいいところ」 「意地悪しちゃいや………あっ、あぁぁっ!」 ニヤリと笑うとそこを強く圧し、関節を曲げてそこばかり何度も擦るように執拗に動かした。 「はるさん、指っ、いぁだ………」 全身が痺れて思わず敷布を掴んだ。 呆気ないくらい早く高みへと登り詰め、息を整える間もまく布団に横にされると、両方の膝裏を掬われ何かひんやりとするゼリー状の液体を割れ目にこれでもかと塗り込まれた。 「はるさん、まって………」 「太惺と心望が起きる前にやることやらないとだめだろ。あとで時間をかけてたっぷり舐めてやるから。今は俺ので我慢しろ」 「え?そんな……んぁ……」 そのまま膝が胸につくほど折り畳まれ、潤む割れ目にクプ、と先端の丸い部分を宛がうとゆっくりと腰を進めてきた。 久し振りの感覚に下腹がひきつり息が詰まりそうになった。

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