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番外編 彼からの告白

「相変わらず恥ずかしがり屋なんだな未知は。キスだけで目がトロ~ンとして本当に可愛いな。でも、もっとエッチなことをいっぱいしてきたんだぞ。記憶がないだけで」 苦笑いしながらお腹を撫でられた。 あれ?もしかして今、ものすごく恥ずかしいことを言われた? はじめ何を言ってるのか意味がよく分からなくてきょとんとして彼を見上げると、 「たくお前は………天然なのか、鈍感なのか…………その可愛さ、反則だろうが」 顔を真っ赤にして額を手で押さえていた。 僕、何か変なこと言ったかな? 遥琉さん、ごめんなさい。 心から謝った。 「だから、その、いちいち謝らなくていい。謝るのは俺の方だから」 意味が分からず首を傾げると、苦笑いしながらおでこにチュッと軽くキスをしてくれた。 シュル~と布が擦れる音がして。 遥琉さん、待って! ようやく彼の言葉の真意を知り、慌てて止めようとしたけれど。 前で蝶々結びにした帯があっという間にほどかれ、中に彼の大きな手が入ってきた。 その瞬間、びくっと大きく肩が跳ねた。 「大丈夫だ未知。嫌なことはしない。一応はじめてだろ?なるべく優しくするから」 耳元に囁きが触れ、 「っ………っ」 彼の唇は、耳朶から首筋に、喉元にとゆっくりと滑り落ちていった。 それと同時に着ていた浴衣を乱され、やんわりと下着ごと性器を包まれた。 『ゃ…………っやだ………っ』 恥ずかしくて身を捩ると、 「嫌だーーじゃないだろ?」 愉しそうに笑いながら、ゆるゆると愛撫をはじめた。

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