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番外編 救救 我! (ジョ ジョ ウォ)

「未知さんは、インベーダーゲームってご存知ですか?昔、流行ったんですよ」 「インベーダー・・・・・ゲーム?」 はじめて耳にした。 そんなゲームがあったこと自体知らなかった。 「世代が違うから知らないのも無理ないな。インベーダーゲームは、侵略してくる宇宙人、つまりインベーダーを迎撃するシューティングゲームだ。画面の上から迫ってくるインベーダーを左右に移動できるビーム砲で撃って、インベーダーを全滅させるゲームだ。試しにやってみるから見てろ」 彼がスタートのボタンをクリックすると、画面の上から黒い塊が弾を撃ちながら下りてきた 迎え撃つ側はどうやら子供みたいだった。よく見ると両手、両足がない。口から弾を撃ちながら迫り来る敵に反撃していた。 「ねぇ遥琉さん、これって・・・・」 疎い僕にも黒い塊が何を意味するかすぐに分かった。 「手足がないってことは、つまり、自由を奪われてもそれでも、黒竜に必死で抵抗しようとしているんだろう」 同じフォルダには20近いゲームのデーターが大切に保存されてあった。 や それはどれも中国語だった。

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