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番外編 应该拿到幸福吧!
「あ、そうだ。電話するにも番号が分からなかったんだ。卯月、ウーの亭主・・・・えっと・・・・」
「斉木だ」
「そうだ、思い出した。悪いが斉木の番号を教えてくれないか?」
「別に構わないが、まだ警察署で事情を聞かれているはずだ」
「ここから何分かかる?」
「何分って聞かれてもな。二本松にある警察署だからな・・・・高速使えば30分もかからないと思うが」
「そうか」
彼から若先生の番号を教えてもらい早速電話を掛けた。
「地竜だ。斉木か?」
マナーモードにしているのかなかなか繋がらなかった。
『知らない番号だったから誰かと思ったら、おめさんか。俺は用ねぇぞ』
「斉木、そんなことを言っている場合じゃないぞ。緊急事態だ。ウーを中国に連れ戻そうとしている変態がいる。一時間待ってやる。さっさと来い‼」
『なんだって』
若先生の声色が変わった。
『俺の嫁こ中国にせでくだと?おっかねぇことかだってんでねー。かっくらすけっぞ!』
「……」
地竜さんが困った顔をしてスマホを少し耳から離した。
「卯月ヘルプ!全く分からない」
「若先生の福島訛りは、英語や中国語を自在に操るお前でも難しいか?」
「難しいってレベルじゃないぞ。笑ってないで訳してくれ」
「たく、しゃあないな」
ゲラゲラ笑いながら、
「俺の嫁を中国に連れていくだと?怖いことを言ってんじゃねぇ。げんこつで叩くぞ。まぁ、そんな感じだ」
「なるほどな」
『嫁この一大事だ。おめさんと話している場合じゃねぇ』いらだった若先生の声が聞こえてきて電話がぶちっと切れた。
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