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番外編 シェドという謎の男
「こっちも出てきた」
もう片方の柔らかな乳房の肌を吸い上げられ、じんじんに凝っている乳首も乳首もちゅうっと吸い上げられると、声を押さえることが出来なくなった。
「や、ああっ、あ、あ」
熱く濡れた口唇に乳首を咥え込まれ、舌先で転がし弾くと甘い痺れが背中から脳天を突き抜けた。
「遥琉さんだめ、出ちゃうから」
彼の肩に手を置き、後ろに押そうとしたけどびくともしなかった。
おっぱいがまた痛いくらいに張ってきた。
「こんなに旨いもの、陽葵だけなんてズルい」
一層強く吸われ、
「や、あ、んぁ……」
一瞬頭のなかが真っ白になった。
びくびくと腰を震わせて、呼吸を整えていると、乳房に顔を埋め夢中になっておっぱいを啜っていた彼が情欲を露にした雄の顔で見上げてきた。
「もしかして乳首を吸われただけでイったのか?」
「違うもん」
慌てて首を横に振った。
「今日の未知はいつもより感じやすくて、色っぽくて、堪らないーーおっぱいも甘くて美味しい。一ヶ月検診が終わってれば、未知をうんと胆嚢出来るのに。残念だ」
甘い匂いがする交互の乳首を吸われ、舐められ、ぬるっと唇を離すと、首筋、肩口、鎖骨へと口付け、自分のものだと主張するように柔肌に赤い痕を転々と残した。
「これじゃあ、恥ずかしくてみんなの前に出れないよ」
「今更恥ずかしがってどうするんだ?俺と未知がラブラブなのはみんな知ってるよ」
彼が愉しげに笑いだした。
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