2017 / 3282
番外編 彼と久しぶりのお風呂
それから一時間後。
浴室で彼に頭を洗ってもらっていた。
「未知、流すぞ、髪」
「うん」わずかに頭を後ろに反らすと、髪にシャワーのお湯があてられた。
「ちょっとぬるいか?」
「ううん、このくらい大丈夫」
「そうか」
彼の大きな手で撫でられながら泡を落としてもらうのはなんともいえず気持ちが良かった。
髪を洗い終えると、彼はすぐに身体を洗う準備に入った。
浴室用の椅子に腰掛けていた僕は、慌てて胸を手で隠した。
「やっぱり身体は自分で……」
「無理するな。久し振りの風呂だ。さっきも言ったが、全部俺が洗ってやる。隅々まで綺麗にしてやる。未知、手をどけろ。それじゃ洗えないぞ」
ソープの泡をたくさん取った彼の両手が胸のふくらみをそっと包み、彼の手のひらと指が形ばかりの乳房を柔らかくこね回しはじめた。
「ちょっ、ぁ……遥琉さっ……」
ソープの泡が気持ちいい。
小さな突起をつまみ指で軽く擦られるたび、そこが硬く凝り勃っていく。
「おっぱいがだんだんと張ってきたな。出してもいいぞ、俺が全部飲んでやる」
「あっ、やぁ……遥琉さんが、さわる、から……でしょう」
椅子の上で腰をひねると、片方の膝が開かれ片手が秘部に移動してきた。
「ここも綺麗にしないとな」
「遥琉さん……そこは、だめぇ……」
ぶんぶんと首を振ったけど、彼の指が秘所の隙間に潜り込んできた。
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