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番外編 彼と久しぶりのお風呂

「鼻息が荒いですよ。興奮しすぎです」 「だって、次いつ姐さんの可愛い声が聞けるか分からないんだぞ」 すりガラスの向こう側から橘さんと柚原さんがひそひそと小声で話す声が聞こえてきた。 「銃を構える柚原はストイックでまさに孤高の伝説の殺し屋なのに、同一人物とはとうてい思えないな」 彼がひとつため息をついた。 「楮山もまゆこも柚原を甘く見すぎだ。だから、しっぺ返しを食らったんだ。未知、力を抜け。痛い想いをさせたくない」 僕の体は予想に反しするりと彼の指を受け入れた。これには彼も驚いたみたいだった。 「頼むからあまり煽らないでくれ」 「別に煽ってなんか………あっ、あぁ……っん」 形ばかりの性器を手の泡で弄ばれ、長い指で内側をくちゅくちゅととかき掻き回され、快感が次から次に溢れ出し腰がのたうつ。 泡のせいでお尻が滑り椅子から落ちそうになった。 「危ないぞ。暴れるな」 寸でのところで彼の逞しい腕が抱きとめてくれた。 「体が冷えている。お風呂に入ろう」 「泡、流さないと」 「俺たちが最後だ。泡風呂も悪くない。しっかり掴まってろ」 そのまま抱き上げられ、たっぷりと張られた湯にゆっくりと沈みこんだ。水しぶきが上がり、冷えた身体が温かい湯に包まれる。 彼の膝の上に向かい合って座ると、すぐに胸元に顔を埋めてきた。 「だめ、おっぱいが張ってるから……はる、さん。あっ……」 ちゅっ、ちゅばっ……音を立てて乳首を吸い、母乳を美味しそうにちろちろと舐めはじめた。

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