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番外編 遥琉さんイチャイチャしている場合じゃないってば
ぺろっと舐めると、
「……甘くてうまいな」
彼が至近距離で僕の母乳を舐める光景は、蜜液を舐められるのとはまた違った恥ずかしさがある。頬が燃えるように熱い。
「明るいところで恥ずかしがる未知を思う存分堪能したいが、嫌われても困るから、少し照明を落とすな。まだ出るかな?俺の分残ってるかな?」
彼は手のひらで乳房を包み込むと、やわやわと揉みながら指の股で小さな突起を挟み、扱きはじめた。
陽葵が飲んだあとだから乳の出は良くなっている。形ばかりの小さな胸からとろとろと母乳が零れ落ちるのを、彼が顔を近付け、舌先で掬い取るように吸いはじめた。
「は……ぁっ……」
「全然足りない。もっと飲みたな」
「ひっ……んっ。やぁっ……」
彼は母乳を吸い出すコツをすっかり覚えてしまった。舌で小さな突起をいやらしく捏ね回してから咥え、ちゅうちゅうときつく吸うと喉をコクンと鳴らし美味しそうに嚥下してくれる。片方を思う存分吸うと、今度はもう片方の突起を口に含んで、目を閉じ味わいながら吸ってくれる。
あまりの気持ち良さに声が漏れ、腰のあたりがぞくぞくしてきた。
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