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番外編遥琉さん、イチャイチャしている場合じゃないってば
「ヤバイな。収まりが効かなくなってきた」
前髪を指でかき上げながら彼が体をむくっと起こした。おもむろにTシャツに手をおいて脱ぎはじめたから慌てた。
「汗を掻いたから脱いでいるだけだ。コイツを未知のなかに挿れたいが、この前……ほら湯船のなかできみを抱いた日。あの時、かなりキツくて今にも裂けそうだったんだ。中身は手の掛かるガキだが、一応、大人だし、我慢するよ」
Tシャツを脱ぎ捨てると下を見て、
「お前もだぞ。いい加減、大人になれ」
自分の分身に話し掛けた。
「なんで笑う?」
「ごめんなさい。笑ったりして。笑うつもりはなかったんだ。遥琉さんが急に真面目な顔で言うんだもの。おかしくて」
「そうか?」
僕につられて彼も笑いはじめた。胸をしまおうとしたら、
「誰がしまっていいって言ったんだ?」
大きな手に阻止された。
「へ?」
「へ?じゃない。まだ飲み終わっていないぞ。全然足りない」
再び覆い被さってくると、顎にキスをして、唇にキスをしてくれた。
キスをしながら、手のひらで両方の乳房を揉まれると後から後から母乳が溢れて止まらなくなってしまった。
「遥琉さんの指汚れちゃう」
「大丈夫だ。全部綺麗に舐めるから」
大きく口を開けて乳房を食べながら、ちゅうちゅうと美味しそうにまた母乳を吸いはじめた。もう片方の悪戯大好きな手は脇腹のラインを撫でながら下へと滑り落ちていった。
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