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番外編じっち会
「な、な、な……」
(なんで遥琉さん裸なの?)
「そりゃあ、未知とイチャつくために決まってるだろう」
しー、人差し指を唇の前に立てた。
「子どもたちが起きる。それにさっきみたく橘に邪魔されるぞ」
服を捲りあげると腰のくぼみに口付けながらお尻を柔らかく揉み込まれ鼻から抜けるような声が出そうになり慌てて口元を両手で覆った。
「待って遥琉さん。寝るんじゃなかったの?」
「寝るよ。未知が隙だらけだから悪戯してからだけど」
下着ごとズボンを脱がされると、脚を撫でられ、膝裏を掬われ、大きく脚を広げられた。恥ずかしくて慌てて足の付け根に両手を移動させた。
「待ってってば」
「待てる訳ないだろう」
僕の手を退かすと、彼の指先がすると割れ目を撫でてきた。もう片方の指先は形ばかりの小さな性器に絡み付いてきた。
「未知を早く寝せる気はあるから安心しろ。十分でいいからきみを補充させてほしい」
切ない色香を漂わせた声に胸がキュンとなった。
(遥琉さんズルい。それ反則だからね)
頬っぺたをこれでもかと膨らませ睨み付けた。
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