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番外編 どきどきの甘いひととき
太惺や心望がもぞもぞと動いているのが分かって。いつ起きるか、ヒヤヒヤして集中することが出来なかった。
彼の手がキャミソールと前開きの授乳ブラを器用に胸の上まで捲り上げると、
「ふっくらして、柔らかくて触り心地がいい。今だけというのが惜しいな」
胸をやわやわと大きな手で揉まれ、頬擦りされてどきっとして我に返った。
「驚かせたか?ごめんな」
「ううん、大丈夫」
「気にするなって言っても、気になるよな。
泣いたら抱っこすればいい」
さらけ出された乳房の先端に口付けをされた。
「あ……だめ……っ……」
羞恥心で体が燃えるように熱い。反射的に敷布を蹴り、ずり上がって逃げようとしたけど、覆い被さる逞しい体の下からはやはり出れなかった。
チュッと小さな音を立てて乳首を吸われた。
「そんなに強く吸っちゃだめってば……はる、さん……あぁ……っ」
硬く尖った乳首を口に含むと、強く吸い上げたり、舌先でつついたり、巻き付けたりして僕の胸をじっくりと味わっているようだった。
「おっぱい、出ちゃうから……あ…、あ……ぁん……」
怖いほど気持ちがよくて。腰がびくびく跳ねそうになったけど彼に押さえ込まれているから震えるしか出来なかった。
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