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番外編 青空さんと宋さん
「お二人はお知り合いだったんですね?」
「な訳ないだろう。このド変態と一緒にされては困る」
「な訳ないだろう。この筋肉バカと一緒にされては困る」
見事に声がハモった。
息もぴったりだ。
「風の便りでスカルが死んだと聞いて、いろんな意味でライバルだったから、かなりショックで落ち込んだんだ。それがだ」
きりっと青空さんを睨み付けた。
「時間を返せ。落ち込んだ俺がバカだった」
「宋、スカルは死んだ。それでいい」
「は?ふざけるな。いずれお前とは決着をつけるつもりでいたんだぞ。それがだ。仲良く手を繋げだと、ふざけるな」
宋さんが声を荒げ怒りを露にし、青空さんの胸ぐらに掴みかかろうとした。
「ふたりとも止さんか」
「たく、懲りない連中だ」
若い衆が止めに入ろうとしたら、それよりも先に止めに入ってくれた人がいた。
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