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番外編 りょうお兄ちゃんって呼んでもいいですか?

ー未知、ごめんね忙しいのに。今、大丈夫?忙しいならあとで掛け直すけど……ー 「大丈夫です。太惺と心望は鷲崎さんと七海さんがつきっきりでみててくれていますし陽葵は紗智さんと那和さんと亜優さんと四人で仲良くお昼寝しています」 ーお昼寝ってまだお昼前じゃんー ぷぷっと光希さんが吹き出した。 ー奏音、今日何時に下校かなって。手紙を読んだら、声が聞きたくなったんだー 「えっと一太が一時半で、二年生は確か一時四十分だったと思います」 ーじゃあ三時に掛けたら間違いなく帰ってきているよね?おやつの時間だしー 「はい」 ーでね、未知。折り入って頼みがあるんだけどー 「何ですか?」 ーたいしたことじゃないんだけど、笑わないで聞いてくれる?ー 「はい。絶対に笑いません」 ーまだ何も言っていないんだけどな。未知って本当に面白いよねー くすくすと笑い声が聞こえてきた。 ーどっかの誰かさんがごねているの。自分だけ名前でさん付け。自分だって未知を実の妹のように大切におもっているし、可愛くてしょうがないのに、なんで自分だけって他人行儀なんだ。そればっか、ずーーーーっと言ってるのー 誰かさんって一人しかいないのに。 光希さんも面白い言い方をする。

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