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番外編七海さん、遥さん危ない!
「ん?今、七海と遥の声がしたような……」
鷲崎さんが振り向くと七海さんと遥さんが談笑しながら立っていた。
「何でいるんだ。七海、遥、さっさと尻を手で隠せ。あと、胸もだ。ここにいる変態に襲われるぞ」
「覚さん急に何?」
「変態って?」
覃さんが二人の顔をチラ見すると、お尻を凝視した。お尻の膨らみ具合と形を確認しているみたいだった。
「ヘェーーなかなかいいモノ持っているじゃないか。鷲崎も縣と同じで両手に花か。一人、貸してくれ。触り心地を堪能したらすぐ返す」
「は?貸せる訳ないだろうが。右側にいるのが俺のカミさんの七海だ。左側にいるのが甥のカミさんだ。覃、卯月に言われなかったか?人妻は原則お触り厳禁ってな」
「なんだみんな旦那がいるのか。残念だ」
「愛しのジョーにお前が浮気しているってチクるぞ」
「濡れ衣を着せるのか?薄情な男だ。別に減るもんじゃないし、触るくらいいいだろう」
「駄目だ」
「駄目です」
鷲崎さんと橘さんの声が見事にハモった。
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