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番外編 お姉ちゃんとチカちゃん感動の再会

「上京しなくても福島で千里に会える日が来るなんて思ってもみなかったわよ。不謹慎だけど瀧田海翔くんと遠山鉄将くんに感謝しなきゃね」 「海翔と鉄将はこのアタシにプロポーズしたのよ。二人はきっと大物になるわ。どんなイケメンに育つか今からすっごく楽しみなの」 「再会するなりいきなり押し倒されたらどうするの?」 「えぇ~~どうしよう」 キャキャとはしゃぐふたり。 「お前ら、騒ぐのは構わないが俺の息子と地竜を踏まないようにしてくれよ」 彼に言われて下を見るチカちゃん。 「ちょっとパンツ見ないでよ!エッチ!」 慌ててミニスカートを手で押さえた。 「俺は無罪だ。たいくんが腹の上に乗ったまま寝てしまったから動きたくても動けないんだ。ままたんとぱぱたんは忙しくて手が離せない。未知が抱っこしようとしたらしがみついて俺から離れない。見ての通り身動きが取れないんだ。千里もチカもスケスケの紐パンを見られたくないならそんな丈の短いスカートを履いてくるな。目のやり場に困る。たいくんが寝ててくれて良かった」 「やっぱり見たんじゃん」 「たまたまだ。見たくて見たんじゃない」 「そのくらいにしろ」 口喧嘩をはじめた地竜さんとチカちゃんの間に彼が割って入った。

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