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番外編 深夜の女子会

「えぇ~~亜優もウーも来たの?」 「本当にみんなマーっ子なんだから」 ウーさんが持っていたレジ袋からノンアルコールのビール三本とつまみのお菓子などを取り出した。 「バーバが地竜に捕まっている隙にマーに甘えろって、柚原さんから連絡が来たみたいだよ。それと千里から学ぶものもある。吸収してこいって根岸さんに言われたって」 亜優さんとウーさんの言葉を紗智さんが通訳してくれた。 「もしかしてネギちゃんいるの?」 「送ってきただけだ。亜優とウーを頼んだ」 廊下から声が聞こえてきた。 お姉ちゃんが戸をがらっと開けると、根岸さんと伊澤さんがぎくっとして振り返った。 「あら~~伊澤もいるじゃないの。送迎ご苦労様~~」 ぶんぶんと手を振ると、 「行きたいと二人に言われたから送ってきただけだ。千里、ほとほどにな。くれぐれも飲み過ぎるなよ」 「分かってるって。ネギちゃん、差し入れありがとう」 「それは伊澤からだ。チカ、たまには家に遊びに来たらどうだ?伊澤と積もる話しもあるだろう」 根岸さんがチカちゃんに声を掛けると、伊澤さんがゴボンとわざとらしく咳払いをした。

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