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番外編ぱぱたんカッコいい!
「遥琉さん、陽葵が起きてないか心配だから、スマホをこのまま借りててもいい?」
「あぁ、国井と何を話したかあとで教えてくれ」
「うん、分かった」
スマホを両手で抱え寝室に向かった。
「あれ?なんでいるんだ?もしかして今の聞いてたのか?」
柚原さんの驚いた声が聞こえてきた。ぱぱたんすごいね。格好良かったよ。一太たちのはしゃぐ姿と、照れて真っ赤になる柚原さんの姿が目に浮かぶようだった。
「陽葵」そっと戸を開けると、
「今寝たとこだよマー」
紗智さんが添い寝してくれていた。
「ありがとう紗智さん」
「みんな元気一杯に家中走り回ってるからね。ひまちゃんもおちおち寝てもいられないよ。でもよく踏まれないと思って。俺がヒヤヒヤした。ほら」
両手をぱーにして見せてくれた。汗でびっしょりと濡れていた。
「紗智さん、国井さんに電話をしてくるから陽葵をお願いしてもいい?」
「任せて」
廊下に出て、少し深呼吸して気持ちを落ち着かせてから「よし!」意を決し国井さんに電話を掛けた。
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