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番外編恋の吊り橋作戦

青ざめてぶるぶると震える男の子。彼の足にぎゅっと抱き付いた。 「よっぽど怖い思いをしていたんだな。サツはお前を保護しに来たんだ。決して傷付けたりはしない。だから怖がることはない」 男性と女性のお巡りさんが門の前で蜂谷さんと立ち話をしていた。男性と蜂谷さんは顔馴染みみたいだった。 「蜂谷と久し振りに会えて良かった。本当にヤクザになったんだな。最初聞いたときは信じられなかった。それと玉井のことも聞いた」 「もう終わったことだ」 蜂谷さんは吹っ切れたかのようにあっけらかんとしていた。 「俺の顔に文句でもあるのか?」 刑事さんにじろじろと顔を見られ怪訝そうに聞く青空さん。 「福光直司さんの息子さんですよね?」 「いや、俺は本部の幹部、秦の倅だ」 間一髪入れず即答する青空さん。 「ネットニュースで拝見しました」 「サツは嫌いだ」 ちょうどそのとき彼が男の子を連れてきた。手を繋ぎ子どもたちに人気の特撮ヒ―ロ―の話しを得意気に彼に教えていた男の子だったけど、刑事さんたちを一目見るなり彼の後ろにささっと隠れた。怖がらせないように女性のお巡りさんがしゃがみこんで「もう大丈夫だからね。怖くないからね」優しく男の子に声を掛けた。でも返ってきた言葉は嘘つき、嫌いだった。

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