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番外編恋の吊り橋作戦
「どうした急に笑って?気持ち悪いヤツだな」
「いやな、この間見舞いに行ったとき、力が全然入らない。これじゃあねえさんを守れないってかなり落ち込んでいただろう?物に当たったりしてさ」
「そうだっけ?しかしよく覚えているな。あん時は情けない醜態を晒して悪かったな」
「そんなことないよ。これが終わったら試しに腕相撲でもするか?前と比べたら少しは強くなっているはずだ」
「その自信はどこから来るんだよ」
目が合うなり笑い出す二人。
「そんなに羨ましいか?」
覃さんが目を閉じたままボソリと呟いた。
「蒼生さんは俺らみたいな下っ端が気安く話し掛けられるような人じゃないから。その蒼生さんと対等に話せる弓削さんってやっぱりスゴいです」
「惚れるのはいいが弓削もかなりモテるぞ。背中をど突かれないようにくれぐれも気を付けるんだな」
「怖いことを言わないで下さいよ」
「本当のことを述べたまでだ。用心に越したことはないだろ?」
「俺、覃さんにずっと聞きたかったことがあるんです」
「なんだ?言ってみろ」
覃さんが目をゆっくりと開けた。
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