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番外編国井さん、熱烈に口説かれる

『決して許した訳じゃないからね。伊澤さんに頼まれからしょうがないから通訳するだけだからね』 頬っぺを膨らませてりんりんさんを睨み付けると、 『猫みたいで可愛いな。躾しがある』 とにっこりと微笑み返すりんりんさん。 『あのね、そういう趣味ないから』 『なんだ。そうなのか、それは残念だな』 『りんりんと一緒にしないで』 『お前が思っているほど変態じゃないぞ』 『は?どの口が言ってんの』 言葉が通じない彼と弓削さんの目には和気あいあいと仲良さそうにしている那和さんとりんりんさんが写っていた。 「なんだかんだ言ってうまくやっているみたいだな」 「だといいんですけど。オヤジ、Princess Barの前にある大衆酒場で久しぶりに 知り合いに 偶然 いっきゃったんですよ」 「大衆酒場?もしかして呑兵衛赤べこのことか?店長がせっかちで、なかなか面白い男なんだ」 「さすがはオヤジ。顔が広い。かなり酔っ払ってはいましたが、昔自分を拉致しようとした男によく似た男が目の前にいて気付いたらあとを追いかけていたみたいです。男にバレそうになり慌てて店に入ったみたいです」 「へぇ~~それはなかなか面白そうな話しだな。詳しく聞かせてくれ」 顎を触りながら彼が相槌を打った。

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