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番外編国井さん、熱烈に口説かれる

「未知、髭がチクチクして痛いんじゃなくて?」 「それもあるけど、脇腹も弱いの。だから遥琉さん……」 意地悪をしないでと頼む前に、服のなかに彼の手が入ってきて、脇腹をこちょこちょとくすぐられた。 今日も朝からムシムシして暑い。体温が高い陽葵を抱っこしてすでに汗だくになっているのに。 「すごい汗だな。子どもたちが起きる前に軽くシャワーを浴びてこよう」 「うん、でも……」 チラッと彼を見るとにこにこと嬉しそうに笑っていた。ものすごく嫌な予感がするのは僕だけだろうか。 「サッとシャワーを浴びるだけだ。悪戯するわけないだろ?頼むから信用してくれ。子どもたちが起きる前にさっさと浴びてこよう」 彼に手を引かれバスルームに移動した。 「熱くないか?」 「うん、大丈夫」 湯温を少し熱めに設定してシャワーからお湯を出した。 思わず見惚れてしまうくらい胸板が厚く筋肉隆々で男性として魅力的な身体をしている彼。背中はもちろんお尻やふくらはぎも引き締まっていて、覃さんと宋さんに減るもんじゃないだろ?触らせろ!と何度迫られたことか。 腹筋も縦に割れて見事なシックスパックになっていた。負けず嫌いだから地竜さんにだけは負けられないとお金をなるべくかけず隙間時間を見つけてはコツコツと体を鍛えていると鞠家さんたちが話していた。 「そんなに見詰められたら恥ずかしいだろ?」 冗談交じりに笑いながら、首から肩、背中にかけてシャワーをかけてもらった。 「ありがとう遥琉さん。お陰でサッパリした。次は僕がかけてあげる」 シャワーヘッドに手を伸ばすと、チュッと軽く手の甲にキスをされた。

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