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番外編国井さん、熱烈に口説かれる

鼻唄を口ずさみながらゆきうさぎ丸から降りてきたヤスさん。 「ヤスさんお帰りなさい。何かいいことあったの?」 補助輪なしでも自転車に乗れるように佐治さんたちと一緒に練習をしていた一太と優輝くんとめぐみちゃんに声を掛けられた。 「今日一日、朝からずっと弓削兄貴と一緒だったんだ」 「ゆげさんと一緒なんていいなぁ~」 「ヤスさんばかりズルい~」 「いいだろう」 子供たちに自慢げに話すヤスさん。 「兄貴、大人げないですよ」 「大人げなくても俺は別に構わない」 佐治さんに耳の痛いことを言われもどこ吹く風だった。 「それよりも佐治、信孝さんから聞いてはいると思うが」 「聞きましたよ、さっき。あんな手紙まで渡されて無視するわけにもいかないじゃないですか」 「さじさん、もしかしてラブレター?」 めぐみちゃんが目をキラキラと輝かせた。 「ラブレターじゃないですよ」 「え?でもラブレターだよね?」 「まぁ、そうなるのかな」 めぐみちゃんに突っ込まれてタジタジになる佐治さん。照れ臭そうに頭を掻いた。 「相手はもしかして渋川さん?」 「なんでめぐみちゃんが知っているんだ?」 「だって渋川さんが言っていたんだもの。一太くんと優輝も聞いたよね?」 めぐみちゃんに聞かれて二回大きく頷く一太と優輝くん。

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