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番外編国井さん、熱烈に口説かれる

「遥琉さん、手塚さんの姿が見えないんだけど……お風呂の準備が出来たら呼んでほしいって頼まれたの。ついさっきまで台所にいたんだけど……知らない?」 居間を覗くと、 「積もる話しもあるとかで、ヤスと佐治と信孝と四人で飲みに行きましたよ」 彼だけでなく弓削さんもいたから驚いた。 「信孝さんと手塚さん、さっきも喧嘩をしたばかりなのに。二人を一緒にして大丈夫なんですか?」 「大丈夫じゃないな。でもヤスと佐治が一緒だから口喧嘩はしても、取っ組み合いの喧嘩はしないはずです。二人ともいい年した大人なので、人の目もあるしそのあたりは弁えていますよ」 「そうだといいんですけど……」 不安でしょうがなかった。 「ただでさえ心配症の未知に心配するなと言うのは無理があるが、案外とあの二人、喧嘩するほど仲がいいかもしれない。だから大丈夫だ。心配するな」 彼と目が合うとにっこりと微笑み返された。 「でも手塚さんは酔っ払うと服を脱ぎ出すから要注意だって渋川さんが前に言ってなかったけ?」 「笑い上戸じゃなくて?」 「うん」 「それはそれで厄介かもな。信孝に注意するように言おう」 さっそく信孝さんに連絡する彼。なかなか電話が繋がらなくて。命が惜しかったら手塚を絶対に酔わせるなと入力してメールを送信した。

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