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第6話
朔久side
僕は、夏弥に言った。愛してるとまでは言えなかったけど、好きって言った…。緊張し過ぎて胸が痛い…。
「…好き、僕、夏弥が好き」
「私も、朔久が好きです」
下の名前なんて初めて呼ばれた…。いつも青金の名字から、アオって呼ばれるからだ。
好きな人に呼ばれると、何というか身体が疼く…。ぞくっとして、沢山呼ばれると、おかしくなりそうだった…。
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