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第13話
朔久side
あれから何分経ったんだろ……。夏弥の愛撫に、ビクッ、ビクッと体を跳ねさせて……。怒られるかもと、ビクビクしながら、ジッと座ってられるように、頑張ってた…。
僕のものはその気持ちいい愛撫に完勃ちして…。触って欲しそうに……、もどかしそうに揺れてて…。自分で見てても、はしたなくて、それでいて加虐心が煽られて…。もっと虐めてって被虐心が、追い詰めてくる…。
「ここ、触って欲しそうですね…」
「あぁっ…ん……。はぁ…はぁ……ぁっ…」
「少し弾いただけでこれですか…。すぐにイってしまいそうですね……。イくのは、私と一緒にイって欲しいのですが……」
「……はぁ…、が、我慢したい……、けど…。出来ない……」
「それでは、これをつけてくれますか…?私のために頑張ってくれますか…?」
「……うん…、がんばる…」
そう言ったら、僕のものの根元に、輪ゴムの太いやつみたいなのがつけられた…。
根元が締め付けられて、少し痛いけど…。その痛みすら、気持ちよく感じてしまう…。
「これで、中イキしか出来ません……。イけばイくほど辛くなりますので、頑張って我慢してくださいね」
「…うん」
なんて言って、僕のものを扱いてきて、散々焦らされてきた体はその刺激を耐えられるはずもなくて……。
すぐにイッた……。イッたのに、出せなくて熱が体の中にまわる……。イッたときのゾクゾク感が長くて…。無意識に身体から力が抜けて…ぐったりした……
「……うん。いい感じです。そのまま…、じっとしててくださいね」
「はぁ……はぁ…」
夏弥の声も耳に入ってこなくて…。呼吸を整えるのに一生懸命だった…。
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