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第3話

愛生side 学年が上がって、新学期が始まり、新しい生活が始まる。その前日に生徒会に入ってくれと会長から連絡が入った。 成績の上位者が生徒会に入ることになっていて、俺は二位、三位あたりをウロウロしているため、生徒会に入ることになった。 それから早くも三ヶ月を過ぎて、今では結構気に入っている。 「あ、そうだった〜。言い忘れてた〜。ねぇ、愛生。僕と付き合ってくれない?」 「……えっ? それって、恋愛的な意味…ですか…?」 「うん!そうだよ〜!君、鈍臭そうじゃん。僕、鈍臭そうな子と付き合ってみたかったんだ〜!いいでしょっ?」 「…う、うん。…宜しくお願いします?」 「うん!よろしく〜!春って呼んでねっ」 一瞬戸惑ったけど、 こんな幸運なことは滅多にない。嬉しくて舞い上がりそうだった それから一緒に帰ったり、お弁当を一緒に食べたり、休日に遊びに行ったりしたのだが、恋人というより、弟の様に扱われてる気がしてモヤモヤした…。

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