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第14話

愛生side その夜、とても優しく春を抱いた……。可愛く喘いで、気持ち良さに目を瞑って……。キュッと抱きついてくる……。 「あっ……んっ…。はぁ…はぁ……はぁ、あっ…あぁっ……。んっ…ぁ……。あっ、あっあっ……イ…イくっ……ッーーーーー!……はぁ……はぁ……。き、もちぃ……」 「……可愛い…。気持ちよかったね……。お風呂入る……?それとも、もう少しこうやって抱き合ってる?」 「もう…、ちょっと……、愛生と、くっついてる……」 「うん……。わかった…」 あぁ……幸せだな…。両親ですら、俺のことをちゃんと見てくれなかった……。春は、俺の全部を見て、知って……。それでもそばに居てくれる…。これほど幸せな事はそうそうないだろう。 「……春。そろそろ風呂、入るか?」 「すー……すー……。むにゃ…むにゃ……」 「…寝たのか……。このままにするわけにもいかないしな…。風呂に入れてやるか……」 春を風呂に入れて綺麗に洗い、自分も一緒に綺麗にした。リビングのソファーに横たえて、春のベットのシーツを洗って置く。 ヤる前に新しいシーツの場所を聞いておいてよかった…。綺麗にシーツを敷き直してソファーからベットに移した…。ここまでしても起きないなんてよっぽど疲れたんだな…。また無理させてしまった……。 「……」 「…すー…すー………。あき……、むにゃ…むにゃ……。すー……すー……」 「……可愛いな。春…愛してる……」 春を抱きしめて眠る……。 あぁ……あったかい……。 暖かいなんてもう何年も感じたことがない…。久しぶりに感じた暖かさは、安心と失うかもという少しの不安を残して俺の心の氷を溶かしていく……。 ゆっくり、ゆっくり……。暖かくなってる…。心地いいなぁ……。そのまま、夢の中に意識は深く落ちていった…

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