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第15話

春side 朝日が差し込みその眩しさに目を覚ました。抱きしめられてて起き上がれ無かったけど、目の前に愛生がいる事が何よりも嬉しくて、ちょっとびっくりした……。 そういえば、昨日は愛生に抱かれたんだった…。体はベタベタしないし、シーツも綺麗になってる……。僕が寝落ちちゃってから全部綺麗にしてくれたんだな…。 「おはよ……。チュッ……、愛生…、愛してる……。ずっと、僕のそばにいてね。僕が、愛生の心を温めてあげるからね…」 もう一回くらいキスしてもいいかなって思って悩んでたら、愛生が急にパチっと目を開けて……。 「……おはよ、ずっとそばにいるよ。春…、愛してる……」 「……っ⁉︎ い、いつからっ…。えっ…いつから起きてたのっ……」 「……ごそごそ動き出したくらいから起きてた…。春の寝顔も可愛かった。あとでロック画面に設定していい?」 「……ぜ、ぜんぶ…、聞かれてた」 寝たふりをしていたみたいで、全部聞かれていた…。すごく恥ずかしくて……。今きっと顔が真っ赤になってる……。

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