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⑧水も滴るーーいい男?

 むしろ余計に綺麗だと思える。  それが俺の、葉桜 月夜に対する第一印象だった。  俺と同い年の月夜は身長が180以上で華道家次期当主。しかも顔がいいって、なんだよそれ。  同じ男としてなんかすごくヤけるんですけど……。  何でもできますっていう澄ましたその態度が恨めしい。  それなのに……なんで?  俺、おかしい。  月夜を見た時から、胸の鼓動が治まらない。  正座している膝の丁度上に乗っかっている真っ白いワンピースをギュッと握りしめてしまう。  これはなんだろう。  緊張……っていうのとは少し違う気がする……。 「遅くなりました。まずは自己紹介からですね」  音もなく静かに座る月夜をずっと見ていた俺は、奥さんの言葉で我に返った。  俺の両隣にいる父さんと母さんが軽く会釈する。 「わたしが葉桜家当主、嘉門。そして妻の早苗(さなえ)と月夜です」

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