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⑩水も滴るーーいい男?

 ……そりゃね、花音とは双子だから似ている。  それくらいはわかるよ?  だが、俺も男だ。 『かわいい』と言われて喜ぶ野郎はまずいない。  だけど俺は今、こういう身なりをしているわけで……。  本当は男だって言いたい。  だが、言ってしまえば女装の趣味があるのかと思われそうだし、しかも花音に扮装していることがバレてしまうわけで……。  うわああああっ、背中の辺りがムズムズするっ!! 「さて、本題はここからですが――」  俺の気持ちを知らない葉桜家当主である嘉門さんは淡々とした口調で話を続けた。 「あなた方もご存知だとは思うが、わたしとそちらのお父上が決められた遺言のことで今日、お集まりいただいたわけだ。 結論から言うと、花音さんが本当にこちら側の人間として上手く立ち回りが出来るのかを知りたいというのがわたし共の本音でしてね」

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